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遺伝子組み換え 中国は表示義務なし

2011年09月03日
 
【新唐人2011年9月4日付ニュース】いまだに遺伝子組み換え食品の安全性には論争が尽きません。そこで多くの国が遺伝子組み換え食品には表示を義務付けています。しかし中国では管理する体制が整っておらず、遺伝子組み換え食品を避ける手段がないため、人々の不満を呼んでいます。
 
最近、中国農業省は農作物の種子生産に関する文書を発表したものの、遺伝子組み換えに関する内容が去年のものからすべて削除され、人々の不満を呼んでいます。
 
遺伝子工学に詳しい中国・社会科学院の上海生命科学研究院の張恵展教授は、遺伝子組み換えの安全は絶対とは言い切れないと指摘します。
 
社会科学院・上海生命科学研究院 張恵展教授
「遺伝子組み換え食品の安全には論争があり、食品は健康な人も食べるので、薬の安全よりも深刻で、より高い関心を呼びます」
 
中国では遺伝子組み換え食品の表示の規定があいまいなため、購入時に見分けるすべがないとも述べます。
 
社会科学院・上海生命科学研究院 張恵展教授
「誰にでも知る権利はあります。遺伝子組み換え食品を選択する権利もあります。たとえ法規がたくさんあっても、きちんと実行しないので、今の状況が生まれました」
 
近年、遺伝子組み換え食品の論争は高まる一方です。特に動物や人間、生物多様性に対する遺伝子組み換え食品の害が多く伝えられているため、欧米では厳しい規制が敷かれています。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
ntdtv.com/xtr/gb/2011/09/02/atext582478.html.-转基因种子无监管-专家:产品应标注.html
 

 

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